2025年6月7日、第180回日本循環器学会東北地方会が秋田市の新たなランドマークであるあきた芸術劇場ミルハスにて開催されました。本講座の渡邊博之教授が当番会長を務め、盛況のうちに無事に会を終えることができました。
メイン会場となった大ホールでは恒例となっているYoung Investigator’s Award(YIA)セッションも開催され、若手医師たちによる熱のこもった発表が続きました。当講座からは2名の先生がYIAに参加し、それぞれ素晴らしい成績を収めました。
症例部門優秀賞:高橋 潤
「心サルコイドーシス様の病像を呈した自己免疫性心筋炎の一例」
研究部門最優秀賞:畠山 葉月
「急性冠症候群患者における非責任病変プラークの特徴 –CCT解析– 」
2人の発表は審査員の先生方からも高い関心を集め、当講座の教育・研究の水準を示す機会となりました。本地方会を通じて、地域の先生方との連携をより一層深めるとともに、講座内の若手医師がその実力を発揮し、飛躍する機会となったことを大変嬉しく思います。地域医療の発展と次世代の人材育成を両輪として、臨床・教育・研究のさらなる発展を目指してまいります。
文:加藤宗