本年4月1日より、経皮的左心耳閉鎖システム実施施設に認定していただきました。脳梗塞の合併が問題となる心房細動患者さんにおいて、抗凝固療法に代わる新たなデバイス治療です。抗凝固療法を必要とする一方で出血リスクが高い患者さんに良い適応となります。虚血性脳卒中患者が多い超高齢県において、治療選択の幅が広がることは非常に重要なことだと認識しています。
5月には初回症例も経験し、今後ますます多くの患者さんに治療を提供していきたいと考えています。経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)や僧帽弁クリッピング(M-TEER)に始まり、本県においても徐々にStructural Heart Diseaseに対する治療手段が拡大してきています。
ハートチーム一丸となって頑張りますので、引き続きよろしくお願いします!いつでもご相談ください!
文: 加藤宗