第173回 日本循環器学会東北地方会

12/4(土) 山形大学主管のもと、循環器学会東北地方会が山形テルサにて開催されました。今回はYIA演者とその引率、および審査員が現地入りを認められ、その他は完全Web開催の形式となりました。
以下、審査対象となった演題の結果報告です。
※YIA: Young Investigator’s Award

◆YIA症例発表部門 最優秀賞: 加藤僚祐
「ペースメーカー植込後遠隔期に低酸素血症を呈した
リバースルーテンバッハー症候群の一例」

◆YIA研究発表部門 優秀賞: 大髙麻子
「重症大動脈弁閉鎖不全症患者の左房機能
―心エコーによる左房容積3D解析を用いて―」

◆学生・初期研修医AWARD 優秀賞: 安田拓人

「劇症型心筋炎類似初期病像を呈した敗血症性ショックの一例」
受賞の先生方、おめでとうございます。
当然ながら、学会発表があっても日常業務が減ることは無いのでそれに向けての準備は常に大変です。大学の名前を背負って登壇するコンペであればなおさらです。診療業務終了後に、目をこすりながら深夜まで指導医とともに推敲を重ねる姿をみんなが見てきたからこそ、当日は医局員も医局のテレビ前に(密にならない程度に)集まって応援していました。その成果に一定の評価を頂いたとは思いますが、繰り返しながらYIAの趣旨は若手医師の成長を促す機会を作ることにあります。敗れた場合にはそれが僅差であっても必ず何かしらの理由があります。それを考えることが成長に必要なことだと思います。この経験を忘れずに、医師として成長することが最も大事なことなので、これからも頑張って下さい。

以下、受賞者からのコメントです。
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加藤僚祐先生
「皆様の御指導のおかげで受賞することができました。貴重な経験をさせていただき、ありがとうござました。これから、より一層精進致します。」

大髙麻子先生
「皆様のたくさんのご指導のおかげで受賞することができました。誠にありがとうございました。今後もがんばりますので、よろしくお願いいたします。」

安田拓人先生
「発表に至るまでご指導してくださった先生方、本当にありがとうございました。結果以上に多くの学びを得ることができ、今後の臨床研修の糧としてより一層精進していきたいと思います!」
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以下、一般演題です。オンデマンドチャンネルで視聴可能です。
鈴木真由「特徴的な回旋運動が鑑別の一助となったcalcified amorphous tumor(CAT)の一例」

鈴木暢容「心室細動発症に睡眠時無呼吸の関与が強く疑われたBrugada症候群の1例」

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