大動脈弁狭窄症に対する治療は心臓外科手術の人工弁置換術が確立されていますが、高齢で発症しやすい疾患であることからも周術期リスクが高い症例も多く、手術適応に悩むことも多いです。
そこで、より低侵襲にと考案・開発されたのがカテーテルによる大動脈弁留置術(TAVI)ですが、当院がその施行施設に認定されました。
以下、本承認に際して申請段階から中心的役割を担ってきた髙木祐介助教のコメントです。
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かねてから経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)の導入を進めておりましたが、書類審査やTHT協議会の現地調査を経て、11/30(火)付で施設認定に至りました。12/8(水)を初症例とし、以後は毎週火曜日と第二、第四週水曜日に2件ずつ実施していく予定です。内外の非常に多くの方々のご努力により、この成果が得られました。深く感謝すると共に、TAVIの手技に直接携わるメンバーは、ご期待に沿うよう最大限努めてまいります。