
12月6日、仙台サンプラザホテルにて第181回日本循環器学会東北地方会が開催されました。
今回の発表に向けて、皆それぞれが懸命に準備を進めてくれました。症例・研究のいずれにおいても、日々の診療で得た学びをしっかりと整理し、題材がもつ力をきちんと引き出した発表だったと思います。学会での発表は、一つの成果であると同時に、次につながる大切なステップでもあります。今回得られた経験が、臨床への視点を広げ、探究心をさらに深めるきっかけになることを期待しています。
以下に、当科からの発表演題をまとめます。
<YIAセッション>
症例発表部門 【優秀賞】
- 仙場 志保
「完全房室ブロックを唯一の臨床的表現型とした抗Ku抗体関連筋炎の1例」
研究発表部門
- 小林 雄紀
「A型大動脈解離における大動脈石灰化病変の臨床的意義:遠位進展と転帰への影響」
<一般演題>
- 加藤 僚祐 「最早期興奮部位のLCC-RCC交連部で刺激伝導系を捕捉したため焼灼できなかった特発性心室頻拍の一例」
- 鈴木 暢容 「Slow Pathway AblationにおいてJunctional Tachycardiaを認めず根治し得たSlow-Fast AVNRTの一例」
- 安田 真穂 「チロシンキナーゼ阻害薬服用中に発症した若年性冠動脈疾患の2例」
文:若木 富貴








