6/5(土) 弘前大学主管のもと、循環器学会東北地方会がWeb開催されました。
以下、審査対象となった演題の結果報告です。賞状が届いたらまた写真をアップします。
※YIA: Young Investigator’s Award
◆YIA症例発表部門 最優秀賞 若林飛友
演題名「溶血性貧血を合併した大動脈人工血管不全による心不全症例」
◆YIA研究発表部門 会長奨励賞 岩川英弘
演題名「塞栓性と非塞栓性脳梗塞の鑑別における心電図P波異常の有用性」
◆学生・初期研修医AWARD 最優秀賞 佐藤佑美
演題名「摘出術30年後に再発した心臓原発腫瘍の一例」
ピリッとした緊張感と、筆頭演者の想いが伝わる良い発表でした。大学医局ラウンジに(当然、密を避けて)集まった医局員が固唾をのんで見守り、終了時に広まった安堵感と拍手が物語る一体感がとても印象的でした。
見逃した先生方は6/7 9:00~オンデマンドでも視聴可能です。
東北地方における秋田大学の診療・研究のレベル、そのプレゼンテーションが一定の評価を頂いた一方で、YIAの趣旨は若手医師のエンカレッジであることを忘れず、これを契機に内科医としてさらに成長できるようにこれからも頑張りましょう!
以下、一般演題です。オンデマンドで視聴可能です。
小野優斗「ショックバイタルを来したPD-1阻害薬に伴うirAE 心筋炎に対し、mechanical support
にて救命し得た一例」
戸嶋 優「CT 上のwall eclipsing signが鑑別の一助となった肺動脈内膜肉腫の一例」
佐藤輝紀「左室内血栓摘出術後に右房内血栓再発を疑った心不全症例」
鵜沼真由「経静脈的単純抜去に成功した左乳房内まで達した心室リード穿孔の一例」
高橋潤「ペースメーカーの閾値上昇を契機に診断し、ステロイド導入が奏功した心サルコイドーシスの1例」
仙場志保「自己免疫性肝炎治療中に発症した肺高血圧症の一例」