4/6(土)千秋亭にて、令和6年度新入局員歓迎会ならびに渡邊教授病院長就任祝いの会を開催しました。
今年度の入局者数は8名ですが、来年度入局を既に表明してくれている2名、総勢10名を歓迎する素晴らしい会になりました。入局者それぞれに個性がありますが、循環器内科医として働きたいという想いは全員に共通するもので、その背景に少なからず先輩循環器科医たちの背中があったはずです。そう考えれば、後輩が増えれば増えるほど、先輩医師らは自身の成長にも責任が必要ということです。
一人前の医師となるまで組織として成長を誘導する、それが医局から個人への手伝いであり、それに応えて個人が力を発揮していくことが組織への恩返しとなり、ひいては社会への貢献につながる、その「循環」をつくるのが医局という組織の役割だと思います。
そして今春から私たちのリーダーは大学病院長に就任されました。循環器内科医局のみならず、大学病院全体を率いる、それはすなわち秋田県全体を考える立場ということに他なりません。医局員が直接その仕事をお手伝いすることは出来ませんが、粛々と自分達の仕事を全うして現場を守り、教授不在時にもぐらつくことのない組織を形成することこそが責務であると思います。おいしい料理を食べながらも、そのような決意を新たにする、新年度の祝賀会となりました。
文:佐藤輝紀