2023年9月30日、仙台市で開催された第3回日本不整脈心電学会東北支部地方会において、加藤僚祐先生が最優秀演題賞を受賞しました。
演題名「Junctional tachycardiaとの鑑別が困難であったdouble ventricular responseで誘発される房室結節リエントリー頻拍の1例」
加藤先生は、複雑な発作性上室性頻拍を根気強く、何度も心内心電図を見直して詳細に検討しました。自分なりに機序を想定し、それを理論的にわかりやすく発表したことが最優秀賞に認められたと思います。
大会長の阿部芳久先生は、加藤先生が市立秋田総合病院で研修した際に電気生理学のイロハをご教授いただいた先生です。その阿部先生から最優秀賞の表彰をしていただき、そばで見ていた私も感激しました。これからも難解な不整脈に立ち向かい、患者さんを笑顔にしてください。
文:寺田健